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Galectins Experimental Protocols and Unsolved Questions (Narratives)

Editor/ 平林 淳、佐藤 祥子

Hans-Joachim Gabius先生弔辞

last updated 2021/9/26 (Glycoforum)  

偉大な糖鎖生物学者であり、素晴らしき教育指導者、編集企画者でもあつたHans-Joachim Gabius先生(Ludwig Maximilians University of Munich)が2021年8月2日突然この世を去りました(享年66歳)。Gabius先生とは本シリーズのテーマであるガレクチンのまさに黎明期よりのお付き合いであり、海を超えて多くの共同作業をさせていただきました。そして、多くの編集や国際学会でご一緒させていただき、ガレクチンに関する議論はもとより、糖鎖暗号に関する意見を交換し合う「同士」でもありました。今回、参画してもらったこのフォーラム企画にも、当初より積極的に賛同され、ガレクチンの進化と分子機能に関する最新の知見と博士独自の深い洞察を、「ガレクチン:ガ(ラクトース結合)レクチンを超えた多彩な機能」の寄稿を通し、披露していただきました。その透徹した知見に新たに触発されました。是非、続編をお願いしようと思っていた矢先の訃報には、思わず声を失ってしまいました。何よりも、悲しみに、今も深い喪失感に襲われています。
このフォーラムメンバーで哀悼の意をお伝えすることが、少しでもご遺族の哀しみを和らげることができたらと思うばかりです。どうか安らかにお眠りください。

ガレクチンシリーズを代表して
編集者:平林淳(東海国立大学機構名古屋大学、糖鎖生命コア研究所)、 佐藤祥子(Laval University School of Medicine, CHU de Quebec Research Center)

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流動的なガレクチン格子:糖鎖の生物学的等価性(bio-equivalence)を読み解く鍵

Haik Mkhikian / Michael Sy / James W. Dennis / Michael Demetriou

last updated 2021/08/01 (Glycoforum. 2021 Vol.24 (4), A10)  
DOI: https://doi.org/10.32285/glycoforum.24A10J
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ミルクオリゴ糖とガレクチン: “番外編” グライコサイエンスの観点から

母乳に含まれる大量の“ガレクチン剥離剤”、ミルクオリゴ糖~なぞに包まれたその機能

小林(仁尾)純子 / 浦島 匡 / 平林 淳 / 佐藤 祥子

last updated 2021/10/01 (Glycoforum. 2021 Vol.24 (5), A13)  
DOI: https://doi.org/10.32285/glycoforum.24A13J

通常、レクチンと糖の親和性はµMオーダーであるが、ミルク中には、オリゴ糖が10 mM以上、ラクトースにいたっては100 mMを超える濃度で糖が豊富に含まれる。この濃度は、レクチンの解離定数の観点からみると衝撃的な濃さであり、ガレクチンを含む多くのレクチンの糖結合活性は阻害されてしまうだろう。この阻害活性の生物学的な意味は何であろう?また、消化管内や体内でのミルクオリゴ糖濃度はどうなっているのだろう?と、いくつもの疑問がわいてくる。
そこで、今回は、ミルクオリゴ糖が生体内でどう利用され、どのような役割をはたすか、また、消化管に豊富に発現するガレクチンの機能との関係について、推測、妄想、議論を深めたい。そして、哺乳類がラクトース生合成能を獲得し、乳児の栄養源として利用したことが『哺乳類の成功の鍵』といわれる理由について、改めて考察してみたい。...and more

ミルクオリゴ糖とガレクチン: “番外編” グライコサイエンスの観点から

飼育下でミルクオリゴ糖は変化するか:構造収束と多様化のメカニズム

浦島 匡 / 佐藤 祥子 / 小林(仁尾)純子 / 平林 淳

last updated 2021/08/01 (Glycoforum. 2021 Vol.24 (4), A11)  
DOI: https://doi.org/10.32285/glycoforum.24A11J

本編「ミルクオリゴ糖とガレクチン」(Glycoforum. 2021 Vol.24 (2), A3)の中で、ラットミルク中のオリゴ糖のほとんどは3’-SLと6’-SLであるのに対し、齧歯目のローランドパカ(Cuniculus paca)のミルクはそれ以外にもより複雑なミルクオリゴ糖を含んでいることを紹介した。このことから直観されるのは、実験動物のミルクオリゴ糖は多様性を失い、単純化しているのでは、という考えである。一方、最近極微量ではあるが、ラットやマウスの乳にも硫酸化した3’-SLなど他のオリゴ糖も発見されている。ミルクオリゴ糖の構造多様性はどのようにして決定しているのであろうか。「番外編」第2弾はこの点に絞って議論してみたい。...and more

ミルクオリゴ糖とガレクチン: “番外編” グライコサイエンスの観点から

ラクトース合成酵素β4Gal-T1が獲得した分子スイッチと基質認識のよろめき

浦島 匡 / 佐藤 祥子 / 小林(仁尾)純子 / 平林 淳

last updated 2021/06/01 (Glycoforum. 2021 Vol.24 (3), A6)  
DOI: https://doi.org/10.32285/glycoforum.24A6J

本稿はグライコフォーラムVol. 24 (2)に 掲載の「ミルクオリゴ糖とガレクチン」(浦島、平林;以下、本編という)のspin-off、いわば「番外編」である。本編では賄いきれなかったテーマの延長上にある、さらなる議論や未解決課題について、ざっくばらんに、かつ自由、闊達な立場で著者らの仮説(妄想)を展開しようと思う。フォーラムという建付けをご理解の上、お付き合いいただきたい。 ...and more

ミルクオリゴ糖とガレクチン

浦島 匡 / 平林 淳

last updated 2021/02/01 (Glycoforum. 2021 Vol.24 (2), A3)  
DOI: https://doi.org/10.32285/glycoforum.24A3J

ガレクチン:(ラクトース結合)レクチンを超えた多彩な機能

Hans-Joachim Gabius

last updated 2021/02/01 (Glycoforum. 2021 Vol.24 (1), A1)  
DOI: https://doi.org/10.32285/glycoforum.24A1J

ガレクチンの鍵穴は大まかで、鍵はすぐに抜ける

笠井 献一

last updated 2020/12/01 (Glycoforum. 2020 Vol.23 (6), A17)  
DOI: https://doi.org/10.32285/glycoforum.23A17J
組換えガレクチンタンパク質の発現と精製に関するノート(Glycoforum. 2020 Vol.23 (5), A15)
西 望
新シリーズ「ガレクチン」~実験プロトコールおよび未解決問題(講話)を始めるにあたって(Glycoforum. 2020 Vol.23 (5), A14)
平林 淳 / 佐藤 祥子
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