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Current Issue

Advances in Human Glycome Atlas Project (HGA)

糖鎖とアルツハイマー病

木塚 康彦

last updated 2025/04/01 (Glycoforum. 2025 Vol.28 (2), A5)

本稿では、糖鎖とアルツハイマー病の関係について紹介する。認知症の大部分を占めるアルツハイマー病の病態解明や早期診断法の開発は、言うまでもなく、現代社会において急務の課題である。ここでは、糖鎖とアルツハイマー病の関連について、近年の網羅的な糖鎖解析からわかってきたこと、また個別の糖鎖に焦点を当てた研究例について紹介する。これらの研究を通じて、糖鎖を標的としたアルツハイマー病の診断、治療の開発の可能性などについて考えたい。 ...and more

Rare Sugars

希少糖D-alloseの抗癌メカニズムと癌治療への応用に向けて

阿部 陽平 / 田岡 利宜也 / アクラム・ホセイン / 張 霞 / 杉元 幹史

last updated 2025/04/01 (Glycoforum. 2025 Vol.28 (2), A6)

癌の罹患率・死亡率は近年、急速に増加している。従来の治療法(手術、放射線療法、化学療法や免疫療法)は進化しているが、その有害事象や治療効果の限界などの問題が残る。一方、肥満や2型糖尿病などの代謝異常と発癌リスクとの関連が報告され、高血糖や高インスリン血症が癌の進展に関与することも示唆されている。これらを背景として、代謝制御を介した新たな治療アプローチに注目が集まっている。希少糖は「自然界での存在量が少ない単糖およびその誘導体」と定義され、その一種であるD-alloseは低グリセミック特性や酸化ストレス調節作用を有する。それら生理活性を介して、D-alloseは細胞増殖を抑制し、放射線や化学療法薬との相乗効果を発揮する可能性が示されている。本稿ではD-alloseの抗癌作用に注目し、その分子機序、治療的利点や将来的展望について概説する。 ...and more

Glycotopics

糖を活かした木質材料の接着技術

梅村 研二

last updated 2025/04/01 (Glycoforum. 2025 Vol.28 (2), A7)

木質材料は、木材などのリグノセルロースを原料として製造されるため、環境に優しい材料として注目されている。しかし、現状の製造では、原料どうしをくっ付けるために合成樹脂接着剤が多用されている。合成樹脂接着剤は、主として化石資源由来の原料を用いているため、今後はその使用量の抑制が求められている。その代替として、動植物由来の原料を用いたバイオベース接着剤の研究が活発に進められている。我々は、化石資源への依存をできる限り抑えたバイオベース接着剤の開発や、被着材となるリグノセルロースの特徴を活かした新たな接着技術の開発を進めている。本稿では、木質材料や木材用接着剤について概説するとともに、糖を活かした木材接着技術について紹介する。 ...and more

Glycotopics

高分子ライブラリー構築によるβグルカン模倣高分子の探索

宮川 淳

last updated 2025/04/01 (Glycoforum. 2025 Vol.28 (2), A8)

多糖は、単糖が多数連結した構造をしており、糖の間は1種類または複数種類の結合様式で連続して連結している。これらの多糖は、エネルギー源として貯蔵されるものや細胞壁の構成要素として構造材料となるだけでなく、生理活性分子として多様な生体制御機能を示すものが知られている。しかし、その構造の複雑さゆえに、多糖の詳細な機能解明は困難であり、化学合成により構築された部分構造を用いた機能解明が進められてきた。その中で、糖鎖高分子を利用して単糖やオリゴ糖を系統的に配置し、多糖に類似した構造を模倣する試みがなされている。本稿では、多糖の中でも古くから免疫活性化能を知られ、医薬品としても利用されてきたβグルカンを解説する。特に、βグルカンの化学合成法および高分子化による模倣分子の構築手法について、我々の研究成果を中心に紹介する。 ...and more

Glycotopics

抗体リクルート戦略

真鍋 良幸 / 深瀬 浩一

last updated 2025/04/01 (Glycoforum. 2025 Vol.28 (2), A9)

糖鎖抗原は、それに対する自然抗体が体内に大量に存在する糖鎖で、激しい免疫応答を引き起こす。そのため、疾患部位を糖鎖抗原で標識することができれば、生体内の自然抗体をリクルートし、免疫反応を誘起して治療できる。この新たな治療戦略は抗体リクルート戦略と呼ばれ、注目を集めている。本稿では、効率的な抗体リクルート法の開発を目指した我々の研究に焦点を当てて、概説する。 ...and more

Glycotext

糖鎖と免疫

深瀬 浩一

last updated 2025/04/01 (Glycoforum. 2025 Vol.28 (SI), G2)

Glycoinformation
News

last updated 2025/4/1
Glycoforumチャンネルのお知らせ
2025/4/22
第8回Glycoscience Frontier Seminar
2025/4/24
EGC Webinar #88 Glycochemistry with Glycoforum Japan (日本時間 17:00)
2025/5/10
第25回関西グライコサイエンスフォーラム
2025/5/18-21
AUS-oMicS 2025 (Incorporating the 30th Proteomics Symposium, 30th ANZSMS Meeting, Australia and New Zealand Metabolomics Society & 6th Australasian Glycoscience Symposium)
2025/5/25-30
27th International Conference on Glycoconjugates (Glyco27)
2025/6/8-12
HA 2025 (15th International Conference on Hyaluronan)
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The 16th Jenner Glycobiology and Medicine symposium
2025/6/15-20
Carbohydrates (Gordon Research Conference)
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Beilstein Glyco-Bioinformatics Symposium 2025
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22nd European Carbohydrate Symposium (Eurocarb22)
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第32回セルロース学会年次大会
2025/7/20-25
Carbohydrate-Active Enzymes for Glycan Conversions (Gordon Research Conference)
2025/9/9-10
第39回日本キチン・キトサン学会大会
2025/10/2-4
第44回日本糖質学会年会
2025/10/27-31
13th International Proteoglycan Meeting (In conjunction with the Annual Scientific Meeting of the Matrix Biology Society of Australia and New Zealand)
2025/11/7-10
第41回シクロデキストリンシンポジウム・第12回アジアシクロデキストリン国際会議合同開催
2025/11/9-12
SOCIETY FOR GLYCOBIOLOGY (SFG) ANNUAL MEETING
2025/11/16-19
Rare Sugar Congress 2025 (The 9th International Symposium of International Society of Rare Sugars)
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