Seikagaku Corporation

なぜ生化学工業がGlycoforum®を運営しているのか?


生化学工業株式会社は、糖質科学の進歩、発展とともに歩み続けてきました。また、経営信条に「学問尊重の理念のもとに、糖質科学を基盤として有用で安全な製品を創造し、広く世界に供給して人類の福祉に貢献する」とあるように、企業の信念に「学問尊重」を掲げるユニークな会社です。糖質科学への情熱は今でも生化学工業に脈々と受け継がれています。 当社は、学問尊重の理念のもと、糖質科学の発展の一翼を担う企業としての責務、そして糖質科学への恩返しの旨趣を込めて、純粋に学術的な内容のアカデミックサイトとしてGlycoforum®を運営しています。

ご挨拶 代表取締役社長 水谷 建


当社は、糖質科学の重要性がまだほとんど知られていない時代に、世界に先駆けて複合多糖のひとつであるコンドロイチン硫酸の工業生産に成功し、以来、今日まで糖質科学者の方々と手を携え、産学で協同し、基礎研究から製品化までのプロセスを一貫して推し進めてまいりました。長年に渡り糖質科学と共に発展し、学問としての進歩を支援してきたことを誇りに思っています。これからも当社は、「複合糖質のパイオニア」の名に恥じぬよう、学問尊重の理念のもとに、糖質科学およびその関連分野の発展と共に歩み続けていく所存です。その一環として、アカデミックサイト「Glycoforum®」の運営を通じて、糖質科学の発展に寄与して参ります。
何卒、弊社ともども倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

「学問尊重」の取り組み


1957年

「ムコ多糖体研究会」への研究助成
ムコ多糖体研究会は、江上不二夫教授(名古屋大学)、正宗一教授(東北大学)、大島良雄教授(東京大学)の3名を中心に組織され、複合糖質科学の発展を支援する目的で、生化学工業と科研薬化工(現科研製薬株式会社)が共同で、研究助成を行った。この研究会は、糖質科学分野での国内の研究者の交流の礎となり、後には結合組織学会や文部省の多くの研究班に発展し、様々な研究成果が生み出された。


1967年

「光輪閣シンポジウム」の開催支援
昭和42(1967)年8月、山川民夫教授(東京大学)、山科郁夫教授(京都大学)、鈴木旺教授(名古屋大学)の企画により、生化学工業が資金を援助して、ムコ多糖物質に関する国際的な「光輪閣シンポジウム」が開催された。本シンポジウムには、国内73名、海外42名の研究者の参加を得て、活発な研究発表と討論が行われた。


1981年

「プロテオグリカン・ミーティング」開催
昭和56(1981)年9月、鈴木旺教授(名古屋大学)の発案により、生化学工業の主催で「プロテオグリカン・ミーティング」が開催された。内外のプロテオグリカンの研究者約50名を招き、箱根で3泊4日の日程で行われた。


1988年

「分子医科学研究所」の設立支援
昭和63(1988)年、生化学工業の寄付金をもとにして、愛知医科大学に分子医科学研究所が設立された。設立後も設備や研究費を援助するとともに、数名の研究員を出向させた。


1992年〜

公益財団法人「水谷糖質科学振興財団」への支援
水谷糖質科学振興財団は、平成4(1992)年に、生化学工業の元社長である水谷當稱の出損金によって設立された。同財団は国内外の糖質科学研究者の独創的研究の助成、国際交流の支援、糖質関連学会の開催などを通して、糖質科学の振興を支援するとともに、人類の福祉に貢献することを目的としている。設立以来、世界各国から糖質科学分野の基礎研究を公募し、厳正な審査によって選考した研究課題に対して研究助成が続けられている。生化学工業は同財団の趣旨に賛同し、その活動を支援している。


1997年〜

糖質フォーラム(Web page: 現Glycoforum®)開設


1997年〜

プロテオグライカンフォーラムの支援
平成9年(1997)年に、柳下正樹教授(東京医科歯科大学)が代表世話人となり、Glycoforum®(生化学工業)の支援で設立された。以来、毎年セミナーを開催し、最先端の研究情報の交換や研究リソースの検証の場となっている。2013年より、石原雅之教授(防衛医科大学校)が代表世話人を務め、2018年までに計28回のセミナーが開催されている。


2000年

平成2000年7月にGlycoforum®がNature Reviews誌から推奨される。




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